Monday 4 December 2023

歩きの早さだけが特技だったのにそれさえも失いつつある話

 こんにちは。

頑張って書くぞ!<気合

妊娠20週=6か月目にもなるとお腹も目立ち始め、体の変化も目覚ましくあります。

そのため日常生活にもチラホラ影響が出始めていて、例えば座った状態で靴下を履くのが息苦しかったり、高いところにあるものを取ろうとして背伸びするのが辛かったりetc

まあマイナーな変化ではあるのですが、その中でも一番実感しているのが歩く速度の低下!

私歩くのが早いです。いや、早かったのです。

身長160cm股下短めですが、身長185cm非アジア人体型の配偶者に「スピード落として」と諫められるほど、チョコマカ素早く歩けたのです。

なぜ早く歩けるようになったかというと(別に目指す能力でもなんでもない)、それは大学時代に由来します。

大学時代、捻じれた自己意識のせいで知人はいれど友人が少なかったワタクシ。

次の授業への移動の時間、教室中からキャンパスのメインストリートへと生徒が一気に吐き出されるこの時間にそんな私の緊張感は高まります。お互い顔と名前を知っているレベルのクラスメイトやサークルの知り合いに会う確率が上がるからです。

数メートルの距離で気が付くものの、このまま声をかけるべきか気づかないフリをするか。。。相手に対して失礼を働きたい訳ではないが、対して親しくもない相手に「ああ~~久しぶり~~お疲れ~~」と瞬間的に口角と声色を上げる気力はない。ただこういうメンタルだからそもそもばったり出会って気まずい知人ばかりが増えていくんだよな・・・。と自己嫌悪するまでがセットです。

こうした逡巡の結果、最適解として「逃げる」ための早歩きスキルが培われました。

顔を伏せ視認性を下げる。他人が1歩進める間に2.5歩は進めるよう、足の指の関節で地面を掴み離すようなグリップ動作で勢いをつける。上半身を前傾させ空気抵抗を減らす。数々の試行錯誤の末、Google mapではじき出される徒歩での所要時間の8割を切るようなペースを確立することができたのです。

就活のガクチカ(学生時代に力をいれたことのエピソード)で披露できそうな話。

このように自分の思い入れのある特技だったのですが、妊娠による急激な体重増加で中々思うような速度を出せないこの頃。先日私の歩く姿を後ろから見た配偶者に「Cー3POみたい」と言われました。そんなにぎこちないか。

母になると得るものも多いが失うものも多いと聞いていました。私の場合「早い逃げ足」がその一つとなりそうです。


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